カテゴリー別アーカイブ: 絵画

『小説と絵、どっちが楽か?』

兄が小説書いてるので時々話題になる。例えば文字なら「空から見る大阪の街はジオラマの様だ。」で済むところを、絵で描くとなると大阪中のビルをジオラマの様に克明に描かねばならないから大変な労力を要する。だから小説の方がはるかに楽だと兄は言う。

しかし逆に「美人」を表現するのは絵の方が楽かもしれない。「美人」を言うのに単に「彼女は美人だ。」では何も伝わらないからだ。ちなみに文才のない俺が美人を表現すると「10人中9人は股間がビンビンになりそうなとびっきりのいい女」とかになって身も蓋もない。美人の絵を描いた方が何百倍も楽ちんだ。

ちなみに天才泉鏡花先生にかかると、美人とは
「その年紀(としごろ)は二十三、四、姿はしいて満開の花の色を洗いて、清楚たる葉桜の緑浅し。色白く、鼻筋通り、眉に力みありて、眼色(めざし)にいくぶんのすごみを帯び、見るだに涼しき美人なり。」とかになる。

ここまでくると、絵で見るより文字で読んだ方が想像力が刺激されて美人の格が上がるというものだ。小説が楽、絵が楽とか言ってる時点でレベル低すぎる。

 

『趣味の油絵 夏の遊園地(廃墟)。』

先日完成した奴、今回はF0号。ジェッソで下塗りしてあるのでテンペラで描き始める。かなりのところまでテンペラで描く。水入れはヨーグルトのパッケージが水はじいていい。
防腐剤を入れないことにしたので、卵が腐らないまぁ2~3日でテンペラ終える予定で。逆にダラダラ描かなくていいかもと思った。
一度油絵の具で描き出して、またテンペラに戻る。錆びた観覧車っぽい奴を描き足す。こんなベタッとベースを塗るのはテンペラが適してる。速乾性なのも便利。
細部を油絵で描いたり、肌をテンペラで白く起こしたり、どうにも決まらない緑に悪戦苦闘しつつ結局ダラダラ描いて、どうやら完成。

ギラッとした感じが嫌いなので、ノスタルジックな優しい夏にしました。
タイトル 『夏の遊園地(廃墟)』

 

『吉村萬壱展~意味のない美しい夢。』

来る2017年8月11日~9月24日まで、徳島県立文学書道館にて
兄の吉村萬壱が、展覧会をするみたいです。
原稿とか油絵とか水彩とかオブジェとか、いろいろ出品するようです。徳島は我々にとってはゆかりの土地なのでお声がかかったようですが、とても広い会場で一般510円の入場料も頂くようなので「はたして誰が見に来るのか?」とちょっと心配してます。

しかしまぁ専門の私が見ても、文学者のARTとしてはかなり達者ですし、全体的にもなかなか面白いものに仕上がっている様です。公演もあります。

まぁひとつこの機会に是非一度、吉村萬一の爆発した脳内をご堪能下さいませ!

 

『趣味の油絵 初夏。』

ちょこちょこ描いてたF3号の油絵、ようやく完成した。

最初はやっぱりテンペラ。全体の色構成をぼやーっと考えながら描くにはテンペラがいい。最近パレットは食品トレーとか百均の薬入れとか。 油絵具置いた後またテンペラで描いてその上からまた油絵だったり、削ったり盛ったり薄く垂らしたりいろいろやってます。

初夏で緑が萌えてるんだけどちょっと毒っぽい空気も感じる7月の季節感を表現してみました。右の植物はナガミヒナゲシの芥子坊主。

 

『2017年6月TOP絵。』

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以前作った紙の箱の支持体が余ってたので、今月のTOP絵はこれに。アクリルガッシュか何かで色を塗ってたのでその上にいつものようにテンペラ、仕上げは油絵。
軽いので画鋲ひとつで壁に掛かるのがいいところ。

 

『趣味の油絵 淡い調子で描く。』

まずはいつもの通りテンペラで。
今回は淡い感じにしたいのでホワイトをいっぱい混ぜて描く。
上くらい描けたら油絵の具に移行。ふと思い立って捨てても捨てても湧いてくる食品トレイをパレットにする。動くと混ぜにくいのでガムテープを輪っかにして机にくっつけている。音がシャリシャリいう以外は問題ない。使い捨てできて便利かも。
ある程度完成した『空豆の夢』。乾いたらもうちょっと描くつもり。

 

 

『兄の展覧会用キャンバスの地塗り手伝う。』

いい天気だったので
この夏に徳島で展覧会する兄のためにキャンバスの地塗り(ジェッソ)手伝う。
兄は文学作家だが絵も描けるので時々展覧会をするのだ。
100号30号20号とか結構な枚数でこんなに描けるのかとちょっと心配。
でも外ででかいの塗るの久々気持ちよかった。

 

『趣味の油絵 百均額に合わせて描く②。』

小さい方も描く。今回のモチーフは4月14日の日記絵。下塗りは前回よりかなりちゃんとしたので描きやすかった。それと今回のテンペラは卵だけでなくマスティックワニスも混ぜたのでずっと描きやすくて堅牢。油絵段階でも結局使ってるのはマスティックワニスだけなのでなじみもよかった。

なぜテンペラから始めるかというと、色が明るいから。油絵の具だけだとどうしても暗くなるし逆にテンペラだけだと南国の陽光のように馬鹿みたいに明るくなり過ぎるので折衷するのです。何事も中庸がよろしいようで。