カテゴリー別アーカイブ: 絵画

『2018.09.19 絵日記 中間色の灰色をあらかじめ塗っておく事。』

高校時代、受験予備校の総合美術研究所という所に通ってた事がある(通ってたと言っても親友とサボってほぼ行かなかったのだが)。そこの先生でもう数年前に亡くなられた竹中氏が「デッサンする時はファンデーションというて、灰色を先に塗っておくんや。」と言ってが、確かに真っ白な紙より中間トーンが塗ってある方が調子が格段に取りやすかった。従ってルネサンスの画家達があらかじめ灰色を塗った紙に黒チョークと白チョークでデッサンしてるのは大変理に適ってる訳で、すでにできている中間トーンを基準に暗部と明部を追いかけていけば自ずと絵は完成していく。

というわけで最近は薄い墨汁を塗ってから描くようにしている。ただ白を使ったハイライト起こしは目剥くようで好きじゃない。白を使わかなかったら強い立体感は出ないんだけど銅版画のような趣が出るしこっちの方が日本的で性に合ってます。

 

『趣味の油絵 金属に描いた「銀の女」。』

だめになった朱肉のケースを再利用できないかと分解したけど、布が取り切れなかったので破棄。この金属だけを取り出した。せっかく磨いたのでこれに油絵を描いてみることにした。
そのままでは絵の具が付かないので、『ミッチャクロン』というプライマーを噴いて乾燥させること20分。
結構しっかり描ける。2時間位で完成。
下の銀色がほんのり透けて透明感が出る。
3センチ位しか無いので、新老眼鏡+ハズキルーペ大活躍。金属は細かく描くには結構いい基底材。

 

『趣味の油絵 「タイトル未F0号」2層目。』

グリザイユ(モノクロ画法)で1層目描いてしばらく乾燥させてたF0号。
通常のテンレピンオイルにベネチアテレピン(糊成分)を少し足して、青を薄くグレーズ(透明な絵の具を薄く塗ること)。少しづつ他の色も加えつつ形を整えていく。青を入れると透明感が出るのだ。 ちょっと優しい顔になってきたぞ。

 

『趣味の油絵 「気の精(仮)」2層目。』

昔描いた日記絵を油絵に。
板に和紙貼って何層もジェッソ塗って磨き倒したらツルツルになりすぎて滑って描きにくかった。

2層目からは普通のテレピンにベネチアテレピンをちょっとだけ混ぜて描くのでもう滑らない。この先だんだん濃くしていく。いつも新鮮な油でいてほしいのでその都度混ぜるのだが、結局百均で買った化粧容器に竹ひごを刺して蓋にするのが一番いい。見た目もかわいいし。

かわいいといえば、桃ゼリーの容器に紙粘土詰めて何かオブジェにしようと思って取り出してみたらちんこだった。

 

『趣味の油絵 「6月雨上り」完成。』

元の絵がどんなだったかわからないほど昔から描いてる板切れ作品。延々と描いてる割にはほとんど手を入れてなかったのだが、昨日からひらめいて今日出来た。

梅雨の雨が上がって髪の毛の湿度が制御できなくなったの図です。輪郭をぼかすフスマート技法だとカチカチじゃない柔らかい表現ができて楽しい。

『趣味の油絵 百均額に合わせて描く 「リキュール」完成。』

百均でゴシックっぽい額売ってたので、サイズに合わせて板切って描いてみた。

完成したからはめてみると、額で切り取られる部分が多すぎてバランス悪くなってしまった。
枠を幅を考慮してまた別の描くとするか。最近下地をツルツルにしてるから描きやすい。

 

『2018.05.14 絵日記 YouTube絵画教室。』

やっぱり超絶上手い先生が描いてるのを横で見学するのが一番勉強になるのだが、それが叶わなくても今はYouTubeがある。世界中の上手いやつがその技法を公開してくれてるので勉強したい人にはとてもいい教材になるな。

最近リアルな絵を描くのに写真ではなくタブレットモニターを見て描いてる人がちらほらいる。やってみると確かに写真を見るより遥かに情報量が多いし拡大もできるしかなり便利だ。いや~すごい時代になったな。

ところですごい時代といえばこんな記事があった。
機械学習したAIがレンブラントの”新作”を出力。絵具の隆起も3D再現した「The Next Rembrandt」公開

いやいや全然レンブラントじゃないけど。まぁこのまま技術が進化したらどうなるかわからないけどAIが上手に描くから人間の絵描きは不要とはならないと思う。多分共存できるでしょう。

 

『趣味の油絵 笹部洋画材料店に画材の買い出し。』

大阪には貧乏絵描きの強い味方『笹部洋画材料店』がある。若い頃からずっと世話になっている。久々に買い出し行く。
笹部オリジナルの水彩筆700RSシリーズ。めっちゃ安いナイロン筆なのに、そこらのセーブルより繊細に描ける。今回は700Rや平筆の700FGシリーズも買ってみる。
油絵だからといって油絵用の豚毛筆を使う必要はない。
しばらくF0を極めることにしたので木枠もまとめ買い。キャンバス布は張らず板の上に布貼ってジェッソがけしてツルツルに磨き倒すつもり。また手首やりそうだけどどうしてもツルツルテーの画肌が欲しい。 画材買うのは楽しいな。

 

『趣味の油絵 自作紙パレット。』

例の大作F4号、なかなか進まないというか消したり描いたりしてほとんど失敗寸前なのだが、今日の話題はパレット。
パレット掃除が面倒くさいので、サランラップ巻いて描いたりしてたのだがムニュムニュして混ぜにくい。
で、なんか熱で収縮するビニールあったなと思いだしてアマゾンで買ってみた。袋状になってるので厚紙入れて熱してみると見事に収縮したので、これでお手製紙パレットの完成だ。
¥450/100枚。
Dorjeey シュリンクフィルム袋100枚入り POF 無害素材使用 サイズ15x26cm まぁ市販の紙パレットもそんなに高くないけど、ピラピラ端っこがめくれて丸まってくるのが好きじゃないんだよね~。

 

『2018.03.23 絵日記 お気楽に楽しく手早く描こう。』

仕事でもなく発表するあてもなくただの落書きにも関わらずムクムク湧いてくる「ここはもうちょっとキチンと描いておかないと」という意識。これは誰に対してというよりも自分で自分に最低限超えねばならない基準値を設定してるからであって、絵かきに限らず自己に厳しい日本人は大抵このような現象に陥っている。

でもあんまりきっちり描きすぎると、「ただ誰からもご批判を受けない」だけの、つまらない物になってしまう恐れがあるので要注意。

「顔は好きだからきっちり描くけど、あとはぶっちゃけめんどくさいんだよね~」みたいな欲望に正直な作品の方が魅力的な事が多い。端っこまでギッチギチに描き込んでるアングルやダヴィットは観てて飽きてくるけど、ドラクロアからこっち印象派の諸先生方などは、描き殴り描きっぱなしの中に観るべきところが多くて楽しい。きっちり描きこめば良くなるとは限らないからだ。

それと、早く描くということも意外と大切。考えるより早く矢継ぎ早に作品を生産した早描きピカソの天才とは、一気呵成そのものの中にあるような気がする。

ま、いずれにしましてもですね、お気楽に楽しく手早く描こうということです。