グルテンフリーとかヴィーガンとか馬鹿じゃないのと思ってたら、今度はレクチンとやらがあかんらしい。
レクチン入ってるから食べてはいけないものは
玄米、パン、パスタ、蕎麦、シリアル、ジャガイモ、砂糖、豆類全般(もやしのようなスプラウトもダメ)、豆腐、枝豆、ピーナツ、カシューナッツ(ナッツではない)、チアシード、トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、メロン、トウモロコシ、ローカロリー飲料
イタリア人食うもの無し。
トマトにリコピンとレクチンが入ってるように、ほとんどの食物にはいい成分も悪い成分も入っている。それを無視して悪いもん入ってるから「毒」だとするのは極端な偏向意見。逆に体にいいからとそればかり食べるのもかたよりすぎ。
こんなのは馬鹿をおどして本を売りたいだけの糞情報なのだが、この種の腐った情報を鵜呑みにして「食にこだわるイケてる私はグルテンフリー」とかインスタ上げてるセレブ気取りのアホが多すぎる。
注意すべきは「食べすぎ」と「偏食」。外食をひかえてアレルギーに気をつけて季節のものを適量食べるのがいい。
つまり情報に右往左往せず、今までの人類がしてきたように普通の物を普通に自炊して食べるだけ。
俺が基準にしてるのは、無人島に漂着して餓死寸前でもそれを食べないかどうか。実感わかない人は吉村昭の『漂流』をぜひ。アホウドリとわずかな海藻しかない無人島からの生還ドキュメント。何がグルテンフリーだと思うこと必定だ。そもそも震災続きですぐに食料欠乏するこの国で何を言ってるのかと思う。
それでも納得できない人は、トウモロコシの粉しか食べるものがない世界中の難民キャンプで「レクチンが入ってるからトウモロコシ食べないで」って説得してまわればいいと思う。