月別アーカイブ: 2015年5月

『第七官界彷徨』

THE SEIJI pencil Cricket

この日曜日は五月最後の小糠雨か。
というわけで、遅ればせながら尾崎翠
いいですね。

尾崎翠は35歳で筆を折りそれ以降書かなかった。
行商などをして、74歳で死んだ。

どうやら、何をしたかではなくて、
どう感じていたかの方が、断然重要な気がする。

忙しいとは「心」を「亡くす」と書くようで
成果を焦って必死で独楽みたいにでクルクル回ってて
気が付けば病気だったみたいな人生ではつまらない。
成果など人が決めるもので全く実体はないぞ。

出来るだけ日々いろいろ感じて
自分だけの第七官を開発しようではないか。

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『漫画家になるには その10 編集とは何者だ?』

THE SEIJI pencil Editor

作品ができたら、まず最初の関門がこの人達、編集である。
読者に読んでもらう前に、彼らに気にいられなくては作品は世に出ない。

早稲田とかの文学部を出て出版社に就職、
若い新人を見てくれるのは大抵若い編集さんだ。
新人漫画家を前に弱気なところは見せられないので
虚勢をはって偉そうであるが、彼ら自身経験も浅く
いったいどんな漫画が売れるのか、さっぱりわかっていない。
しかし会社員として、はやく成果を出したい
またそれなりの夢もあるので、時として理想主義的頓珍漢な指導が入ったりする。
でも大抵2日酔いなので、言ったことを覚えていなかったりする。
ちょっと面倒な人種と言えるかもしれない。
さてこの人達にどう対処するべきか。

基本的に「編集といえどもサラリーマンである」と心得よう。
彼らの立場に立ってみると、日本文化に携わる前に一会社員だから、早く帰りたい。
だから仕事は手早く済ませたいし、面倒な漫画家は相手にしたくない。
出来たら素直に直しに応じてくれる漫画家がいいし、
話をしてても面白い人がいいかな。

まぁ大体こんな風に考えているので、こちらはそのような漫画家になれば
可愛がってもらえるというわけです。
編集さんを味方に付ければデビューはぐっと早まります。
と言うより編集さんに嫌われたら、
余程実力が無いといろいろはかどらないでしょう。

最初のうちは出来るだけ素直に
編集さんの意向をくみ取って直しに応じましょう。

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『PCは、こまめに切ろう』

THE SEIJI pencil The inertia

自分もこうやって、日々どうでもいい情報を垂れ流している身なので、
人のことは言えないのであるが

もう、何食ったどこ行ったという情報を
「こんなに充実してる私の人生を見て」的に発信するのはやめようではないか。
またどっかから持ってきた受け売り情報を、
ただアクセスを稼ぐためだけに横流しする無意味をやめようではないか。
この2つの情報の糞垂れ流しをやめるだけで
日本のサイトの9割は確実に無くなる。

「日本は、オリジナリティの全くない、無の坩堝(るつぼ)なんだ。」

この三島由紀夫の憂いはドンドンひどくなる。

まぁしかし表現の自由があるから、どんなサイトがあっていい。
観たくないサイトは観なければいいだけだ。
と頭では分かっている。
分かっているがなかなかそうはいかないで、つい観てしまう。
これは、観たいわけではない、たんなる癖なのだ。
全然見たくないし知りたくないのに、手の癖でついついそこを押してしまうのだ。
禁煙と同じで、無ければ無いで全然済むのだと思う。

とりあえず常時つけていないで、こまめに切るとしよう。
PCを落とすと、ファンの音がいかにうるさいかよく分かる。

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『煙草やめて7か月たった』

THE SEIJI MontBlanc The bottom of the water昨日またしても朝方まで呑んだ。
一緒にいた偉い人達がものすごく煙草喫う。
途中参加の元ホステスさんも、ものすごく煙草喫う。
何軒かで偶然会ったクライアントの社長さんも、ものすごく煙草喫う。
俺の周りの喫煙率はすごいのだと再認識した。
(この日はいなかったが、出版関係者の喫煙率がこれまたすごい。)

その中でも俺はかなり喫う方だったのでやめた時はちょっと驚かれた。
だから皆さん、喫う時にちょっと気を使ってくれるのだが、実は全然平気。
平気と言うよりむしろ、ほんのり香る煙草の匂いを楽しんでいる。
肺に入れると苦しい煙草も、香りだけなら全然嫌いじゃないのです。
元々喫ってない人と、禁煙した人間の違いかな。

皆さん咳こみながらいい匂いを提供してくださって感謝いたします。

blogmura

演劇『黒蜥蜴』

THE SEIJI pencil Lizard

江戸川乱歩原作、三島由紀夫脚本
主演、演出、美術、音楽、衣裳は全部 美輪明宏。

大真面目に美を追求しているのがもう、おかしくて
笑いをこらえるのが大変だったけど、最後には大感動しているという
見事な本物でした。

自分の美学で生きている人はブレが無いな。
乱歩や三島や三輪が、何か新興宗教や新思想に
かぶれている姿など想像もできない。本物はみんな教祖様だ。
西成のおっさんですら本物にはオリジナリティがある。

いやあ自分の美に正直な人は限りなく自由だな。
生きてる間に観れてよかった。

blogmura