月別アーカイブ: 2015年6月

『この梅雨時期に山登りしたい』

THE SEIJI pencil Cloud梅雨のこの時期、山の中腹に白い雲が低く長く寝そべっている様子をよく見る。四国の別子銅山に登った時にそんな感じの雲に包まれたことがあるが、一瞬で白い霧か靄(もや)のようなものに覆われて光が届かなくなって目の前がぼやけた感じであれよあれよという間に薄暗く、瞬間的には夜かと思うくらい辺りが闇に沈んでしまった。5月だったけどかなりの湿気で足場も悪いし、場所が場所だけに平日誰もいない山中で大いにゾクゾクした覚えがある。

ここ貝塚から見える目の前の山は和泉葛城山で標高は858m、山頂まで車で行けるし何回か登ってる気軽な山なのだが、やっぱり登ってると時に一瞬で雲に覆われたり闇に包まれたりする。低くても山は山、舐めてかかってはいけないのであるが、下からあの雲を見ているとどうにもあの白い雲の中に包まれてみたくなるのだ。

カラッとした夏山はどうも性に合わないようで、今の時期がいい。朦朧とした霧にかすむ樹林で鬱蒼たる、登っていて先が見えない黒い湿気た山がいいのだ。やっぱり俺は前世ナメクジだな。

日本百名山を一筆書きで踏破する番組NHKの『グレートトラバース』の田中陽希さんに影響されて今年は登るぞと思っている人は多いだろうと思うが、多分俺もその一人。というわけでとりあえず登山靴を買いました。

 

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『チラ見。』

THE SEIJI pencil Observation

日曜で人が多い今日みたいな日のショッピングモールとかで、いろんな人の視線が交錯していくのを見るのが好きだ。

夫婦で食材満杯のカートを押している上に子供がうるさくてうんざりしている旦那さんが、思わず横を通り過ぎるミニスカねーちゃんの長い脚に視線を持って行かれる様。そしてそのミニスカねーちゃんもこれまたおしゃれなカップルのイケメンに一瞬見とれていて、そのカップルのイケメンは、こんどは40くらいの色気たっぷりの熟女の二の腕に粘ついた視線を・・・という感じで、ショッピングモール中が、今自分が置かれている状況から一瞬だけ夢の世界へ逃避するためにキョロキョロ獲物を探し回っている状況、これが面白い。

せっかくの日曜日に家族サービスに疲労困憊の人達の、全く罪のない本当にささやかな楽しみがこのチラ見である。ほとんどの人がこれを実行している。もちろんいい女、いい男がいたとしてもこっちも家族連れで当然何もできないし、しかし一瞬よぎる「あんな女と一緒になるという選択もあったかもしれない・・・」的な妄想に浸る時の彼らの恍惚とも諦めとも取れる、しかもそこにポーカーフェイス的な要素も加わった何とも言えない顔。この顔達を見るのが好きなのである。

しかしこのチラ見、国、宗派によっては禁止事項。ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も『視姦』は罪深いことになるみたい。

もちろん男尊女卑のわが国の仏教もと思ったら、『理趣経』という経典があって、ここで「見淸淨句是菩薩位」(けんせいせいくしほさい)つまり、「欲心を持って異性を見ることも、清浄なる菩薩の境地である」と書いてある。特殊な経典だけど日本ではチラ見OKみたいなので、疲れたお父さんお母さんドンドンチラ見して、せめて妄想の世界で癒されましょうか。

 

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『眠れない。』

THE SEIJI pencil Sleeplessnessなんか忙しいので事務所に泊まったんだけど、そろそろ寝ようかと思っても全然眠れないぞ。夜中仕事して、もう朝8時になろうとしてるのにあんまり眠たくないなぁ。

ちょっと前まではこんな時は迷わず『メラトニン』呑んでたんだけど、最近手に入らなくなった。まぁ薬とかより、BEER片手に落書きに限りますな。

 

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『漫画家になるには その13 まずは原稿料で食おう。』

THE SEIJI pencil rappa

全く漫画家に限らない話なんだけど、人間一体いくらあったら生きていけるのかという話で、このところ若者に結婚願望とかなくなってきているらしいし、おひとり様なら、一ヶ月に20万あったら何とか生きていけるでしょう。

漫画家で独り立ちするに、この一ヶ月20万をクリアすればいいのだけど実は意外と簡単で、税金引きを考えてもまぁ30枚描けばいいわけです。1日1枚ならまぁどんなに描きこんでもクリアできるでしょう。

漫画業界はここ数年でシェアが半分になってしまったと言うけれど最近は紙媒体(つまり雑誌)に載せなくてもネット漫画があるから、漫画家の仕事は逆に門戸が広がった気がします。原稿料は安いし出版されることも稀で印税も期待できないけど、仕事はとりあえずあるわけです!

定期的に毎月仕事があるというのはこれ、自由業にとって何よりも大事な事です。なぜならば生活費というのは家賃から携帯代まで何から何まで毎月請求が来るからです。支払いが毎月なら収入も毎月なければ当然苦しくなります。この毎月収入というのが原稿料な訳なのです。

面白い漫画を描けば単行本化されて売れ行きが良ければ印税が入ってきますが、それはあくまで宝くじ的なボーナスと考えてまずは毎月の原稿料で食えるようになりましょう。

 

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