月別アーカイブ: 2019年6月

『2019.06.30 絵日記 夜目遠目笠の内。』

老眼が進行して、裸眼だと50cmほどはなさないとよく見えない。老眼に反比例して描く絵や文字が小さくなってきてるのでハズキルーペが欠かせない。最近類似品が出回って本家の値段が高すぎる感が否めないが、CMが面白いからいいか。

実際の人間はあんまり近くで見るとシミとか顔ダニとかニキビとかがあらわになって興ざめなのでハズキルーペでは見ないほうがいい。やっぱり夜目遠目笠の内、ぼんやりなんとなくで十分。

 

『2019.06.28 絵日記 埋め草的な。』

【埋め草】空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事。
イラストもこう呼んでた。新聞部とか同人誌とかでちっこいスペースにちっこい絵を描くのが好きでした。

漫画が性に合ってるのはコマで区切られてるからで、ここ見開きでとか言われると途端にそわそわする。

ミュシャ好きなんだけど、1辺5メートルになんなんとする『スラブ叙事詩』を観た時はそわそわどころか途方に暮れた。ミケランジェロのシスティナ礼拝堂天井画になると鑑賞というよりはある宗教体験であって観るより入ると言う方が正しい。大きい絵は上の2名の大天才クラス以外は、それが例えルーベンスであっても「映画の看板」に見えてしまうのも苦手な理由。

まぁ許容できるのはロシア正教会のイコンとかくらいまでだけど、あんまり意味のある絵も好きじゃない。
埋め草的な絵を描いていきたい。

『2019.06.22 最高のホワイト。』

長年ホワイトに迷ってきた。ポスカラの白から始まって、アクリルガッシュやドクターマーチンや漫画用ホワイトと呼ばれてるやつとか修正液とかあれやこれや使ってみたけど薄すぎたり濃すぎたりでどうもしっくりこない。なんなんだこのやろうと思っていたのだが。しかしよく考えてみるとホワイトというのは白の顔料と糊成分であるアラビアガムの組み合わせでしかないわけで、これを各メーカーがそれぞれの混合比で製品化してるに過ぎない。

それならばと、最も白い顔料であるチタニウムホワイトとアラビアガムを適宜混ぜて使ってみたらこれが最高のホワイトでした。両方共ビンで買えば楽々一生分まかなえるからコスパもいいぜ。

 

『2019.06.18 絵日記 やる気が起こらない時は読書。』

なんだか一仕事終わって気が抜けてました。

やる気が起こらない時は、本読むか、掃除するかしかない。そして大食いしないこと。

『活きる』余華 映画のDVDも観たけど本とは全然違う。それなりにいいけどやっぱり本の方が圧倒的に泣かせるし面白い。
『阿Q正伝』魯迅 もっと現代中国の小説が紹介されていいと思う。
『悲しいだけ欣求浄土』藤枝静男 兄に借りて。これこそ何も起こらないけど上質な小説。
『朗読者』ベルンハルト シュリンク ドイツの作家。これも映画になってるらしい。

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』0点 鼻くそみたいな映画やったな~も~ホンマにあかんわこれ~助けて~。

 

『2019.06.11 絵日記 だいたい過ぎてる。』

映画とかセールとか賞味期限とか記念日とか約束とか、備忘録を見る頃にはだいたい過ぎてる。しかし悪気はないし老化でもない、小学校の通信簿から注意散漫忘れ物多しが常だったからこれは俺の性格だ。

おばちゃんはニコニコしながら近寄ってきて「こんにちは」って言ってくれるのでこちらも満面の笑みで返すのだが爺さんはしかめっ面でとっつきにくい。おばちゃんは笑顔から始まり爺はしかめっ面から始まる。爺は性行為がだめになったら金玉取ってエストロゲンを打て。それで世の中平和になるという俺の持論。

そんな俺も爺になったけど、金玉取る勇気がないので忘れたふりしてこのまま人生過ぎ去るのを待つ。

 

 

『2019.06.05~07 札幌。』

この日は晴れてたので明石大橋から御所から琵琶湖から佐渡からくっきり見えて伊能忠敬になった気分。札幌空気美味いわ。 いろいろ美味しいものいただきましたがあんまり興味ないので割愛。
仕事の取材半分で連日夜の街すすきの堪能。クラブのお姉さんはみんな白くて背が高くモデルタイプが多い。しかし話してみると素朴でおとなしめで総じて品がある。下品でうるさいキタやミナミとは全然違う。ゲイバー『ららつー』のショーも爆笑しただけどしっかり練習してて好感が持てました。 昔、札幌控訴院だった札幌市資料館。 この中に『おおば比呂司記念室』がある。先生は札幌出身でしたか。ショップのおじさんにいろいろ話聞けて大いに刺激を受ける。絵本はすぐに絶版になるので小さいながらもこんな美術館を作って原画を大切に保存するのはとても意義深い。もう一人の札幌の偉大な画家三岸好太郎。こちらは立派な美術館。31歳で夭逝したのにこれほどの美術館で画業が保存されるというのは驚きだ。 『マリオネット』あまりの迫力に気圧された。こんな絵が家にあったらさぞ恐ろしかろうなぁ。彼は早くに死んだけど妻の三岸節子は94歳まで生きて花を中心に多くの明るい作品を残した。それが彼の救いでもあるな。札幌はいいところだ。なんだか心洗われたわ。
帰りは飛行機だだ遅れてANAから2000円もらった\(^o^)/。

 

『2019.06.03 絵日記 エイジング。』

描いて消してまた描いて消して描く。そんなことしてるうちに手の痕跡が積み重なって歴史になりだんだんと画面に味が出てくる。いわゆるエイジングってやつです。年取ると自分と同じ様に歴史を重ねてきたものに惹かれるようになるもので、新品だとどうも居心地が悪く落ち着かないのです。

ただ女だけは若いほうがいいだろう、男はみんな爺になっても若い女が好きだとお思いでしょうがこれもさにあらず、こちらが年寄りだと歳を重ねた熟女の方が良かったりするのです。自分が若い頃には全く理解できなかったけど、若い女はうるさいし元気すぎるし脂ぎってるしよく食うし、とにかく疲れるのだ。もちろんそのはるか以前にそもそも相手にされないのだから、はなから心配ご無用。

 

『2019年06月TOP絵 「陽春の候」。』

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実は5月のTOP絵を失敗して全部消して下地も塗り直して一から描いた絵。
胡粉と方解末と金粉のアクリル下地に油とテンペラで描いたら、半つや消しで日本画みたいになった。柔らかい絵にしたかったので大変満足。

とりあえず失敗した後なので完成してよかった。失敗して全部削り取って一から描くパターン結構多い。ウネウネやってるより一から描いたほうが早いのよね~。