月別アーカイブ: 2019年9月

『2019.09.30 水平線が高いと不安になる。』

「水平線が高いと不安になる」ってどこかで習ったなぁ。
地平線の低い絵と、俯瞰だから見えない絵と、水平線が高い絵と、地平線を描かない絵。

今年がもう9月終わりというのが信じられないと思いつつハズキルーペでチマチマ描く夜長かな。

 

『2019.09.25 その前に一眠りさせてください。』


生きてる限り何か生産的なことをして一日を締めくくりたいのだが、この季節何も出来ない。力が出ない。めまいとともにベッドに倒れ込む。
「ベッドと後頭部が見えないゴムでつながっていて起きてもすぐに引き戻されてしまう」と文学的言い訳をしては寝てばかりいる兄貴だが、情けなくも右に同じ。起きた瞬間にもう眠い。半身起こしてはまた昏倒する。仕事の催促が来たぞ。もちろんやります、でもその前に一眠りさせてください。

 

『2019.09.23 グルテンフリーの次はレクチンフリー。』

グルテンフリーとかヴィーガンとか馬鹿じゃないのと思ってたら、今度はレクチンとやらがあかんらしい。

レクチン入ってるから食べてはいけないものは

玄米、パン、パスタ、蕎麦、シリアル、ジャガイモ、砂糖、豆類全般(もやしのようなスプラウトもダメ)、豆腐、枝豆、ピーナツ、カシューナッツ(ナッツではない)、チアシード、トマト、ナス、キュウリ、カボチャ、メロン、トウモロコシ、ローカロリー飲料

イタリア人食うもの無し。

トマトにリコピンとレクチンが入ってるように、ほとんどの食物にはいい成分も悪い成分も入っている。それを無視して悪いもん入ってるから「毒」だとするのは極端な偏向意見。逆に体にいいからとそればかり食べるのもかたよりすぎ。

こんなのは馬鹿をおどして本を売りたいだけの糞情報なのだが、この種の腐った情報を鵜呑みにして「食にこだわるイケてる私はグルテンフリー」とかインスタ上げてるセレブ気取りのアホが多すぎる。

注意すべきは「食べすぎ」と「偏食」。外食をひかえてアレルギーに気をつけて季節のものを適量食べるのがいい。

つまり情報に右往左往せず、今までの人類がしてきたように普通の物を普通に自炊して食べるだけ。

俺が基準にしてるのは、無人島に漂着して餓死寸前でもそれを食べないかどうか。実感わかない人は吉村昭の『漂流』をぜひ。アホウドリとわずかな海藻しかない無人島からの生還ドキュメント。何がグルテンフリーだと思うこと必定だ。そもそも震災続きですぐに食料欠乏するこの国で何を言ってるのかと思う。

それでも納得できない人は、トウモロコシの粉しか食べるものがない世界中の難民キャンプで「レクチンが入ってるからトウモロコシ食べないで」って説得してまわればいいと思う。

 

『2019.09.16 立って仕事する。』


座ってると能率が上がらないので、最近は簡易机で立って仕事してる。

立ってすると色々捗る。
● ページ全体や見開き具合が把握しやすい。
● だらけてネットサーフィンに移行することがない。
● 調べ物とか資料繰りとか面倒がらずに本棚まで走れる。
● ONとOFFが明確。OFFの時は座るか寝る。
● なし崩し的に寝ない。
● 頭がよく回転する。
● ニートが消費される

※NEAT《nonexercise activity thermogenesis》意識的に行う運動によるものではなく、家事や通勤・通学など日常生活における動作で無意識に消費される熱量。非運動性熱産生。【デジタル大辞泉】

実際立ってると20分も仕事したら相当疲れるので、こまめに休憩を取る。ハウスマヌカン(死語?)さんは大変な重労働だぞ。厨房のコックさんもずっと立って動きまくってるけどそれほど痩せてないのは、やっぱりめっちゃつまみ食いしてるんだろうな。

というわけで最近は立っております。

 

『2019.09.15 時間をかける。』


服や物を買ってきても、すぐには開封しない。たいてい一日はそのまま紙袋の中にいる。服を置いといても具体的に何が熟成するわけでもないのだが、この場所に慣らすためにちょっと時間が欲しいのだ。紙袋を眺めているのも結構楽しい。

特に靴などは箱のまま放置して、実は一年以上経っているやつがある。お気に入りの靴だったので間を開けず2足買ったやつだ。自分には流行を追いかける意欲がないので次にシーズンでも全然構わない。気のせいか履いたらちょっとしっくり来るようだった。

メールの返事とか仕事もこんな感じでちょっとだけ置く。本も一気には読まないで途中ちょっと寝かせる。一気呵成に最期まで突っ走ることはあまりない。

こういう癖は「時間に仕事をさせる」という概念が好きなせいで、人為的でない何かに仕事をしてもらうためにはたっぷり時間が必要なのだ。

こびりついた絵の具を水に漬けておくと、それがアクリルであれテンペラであれとても剥がれやすくなる。納豆は食べてすぐ洗うと粘ついて気持ち悪いがしばらく漬けておくとサラサラになる。いずれも水のブラウン運動が時間をかけて仕事してくれたせいだ。先日庭の草刈りをして除草剤を撒いたのだが、これも2、3日してから効果が現れ始めた。染み渡るまでやはり時間がかかるのだ。

油絵も時間のかかる最たるもので、水分が蒸発して乾燥するのではなく酸化して乾くので、じっくり焦らないことが肝要だ。今描いてすぐには加筆できないから待つしかない、下手にいじると下の絵の具が剥がれてきてしまうのだ。時々一気に描いて成功することがあるがまぁ稀で、大抵はじっくり描く羽目になる。特に油絵の具の上からテンペラで描く様になってからは乾燥度合いがもっと微妙になるのでより慎重になっている。いずれもイライラしないことが一番だ。

時間の中ではすべてが無常で、常に変化しているので、紙袋の中の服も箱の中の靴も目に見えないなにかが起こっているのであろう。それを待つのはなかなか楽しいものだ。

しかし朝飲んだ牛乳が午後には腹痛という仕事をしたのは、ああ無情。

 

 

『2019.09.15 ちょっと秋めく。』


ちょっと秋めいてきたら通勤が気持ちいいのだが事務所に着くと寝ても寝ても眠い。新しい仕事が遅々として進まないし本が読みたくなるからますますやばい。兄に借りて檀一雄読んでみた。これ涙なしでは読めないではないか。

 

『2019.09.08 京都芸術大学。』

京都造形芸術大学が「京都芸術大学」に名前変えるって言うから京都市立芸術大学が怒って紛らわしいからやめろって訴えてるようだ。

どうでもいいことやってんなと思うけど、どっちも学生がかわいそうだ。
「京都芸術大学出てます」って言ったらその後に「あ、元造形大の方です」とか「あ、もともとの市立芸大の方です」とか付け足さないといけないから面倒くさい上にバツが悪い。

就職採用試験で造形大卒を市立芸大卒と間違えて内定出すとか、美術コンクールで造形大なら落とすけど市立芸大なら入選とか、そんな事は全くありえないし、ただただ学生が余計な説明を付け足さねばならないだけだ。

造形大も何のために改名するのかわからないし、市立芸大もでんと構えててほしかった。全国的には両校とも全くの無名校なのに、この自意識過剰合戦はちょっとかっこ悪い。

 

 

 

 

『2019年09月TOP絵 「私ノ好きなラヂオ」。』


完成。でかいけど音はペコペコなAMラヂオを聴く少女の図。音楽にLo-Fiがあるように絵でも描きこみ過ぎないちょっとゆるいけどゆるすぎない隙きみたいなのが欲しい。

元のアイデアは7/1の日記絵のこれ。ラヂオと言うより電話っぽい。顔がぜんぜん違う(๑˙❥˙๑)