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『2019.07.17 絵日記 行く川のながれは絶えずして。』

土地持ちの大家さんが頑張って、近所の廃屋の取り壊しが始まった。塀に囲まれていた廃屋の内部が徐々に明らかになって興味が尽きない。戸がもがれたタイル張りの風呂や植物に支配された居間や朽ちて斜めになった大黒柱が、以前そこにあったであろう一家団欒の歴史に終止符を打ちながら崩れ落ちていく。

まさに『行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。世の中にある人とすみかと、またかくの如し。(方丈記)』である。

この事務所も昔の町会館なので、多くの人が集まって喧々諤々(けんけんがくがく)やってたであろう歴史がある。しかし建築士だった亡き父によると築80年は経っているらしいので随分ガタが来ている。雨漏りが直ってないのにまた週末低気圧が迫っているし、これから台風も心配だ。泡のようなすみかであっても引っ越し魔だった俺が漸(ようや)く落ち着いたお気に入り事務所なので、願わくば俺より長生きして欲しいものだ。

 

『2019.07.13 絵日記 シャーペン。』

枠線は0.9 主線は0.5 細部は0.2。濃さは2B に落ち着いてきたシャーペン。
本体は描いてると飽きるので時々買うのだが、最終的には大昔に買った300円の軽い奴ばかり使ってる。手首が痛いせいもあるけど重いやつはだめだ。
↓きたね~シャーペン。もちろん鉛筆も使うし気分によって全然違うのだが、この3本がないと慌てるわ。

 

『2019.07.09 絵日記 ミッション車。』

ショッピングモールのトイレ入ったら、ズボンはいた小学生の姉妹が入ってきた。髪が長くて2人共とても可愛いのだが男子用小便器でチャック開けようとするのでビックリして見てたら、小便しだした。チンチンちゃんとあって2人共男の子だ、これは兄弟揃ってやばいイケメンになるに違いない。

多分キモいからだろうが、子供がじっとこちらを見てることがよくある。こんなエグいクソジジイと目が合えば射すくめられて蛇に睨まれた蛙状態で動けないんだろうが、子供はやはり目が青いくらい白くてほっぺたががツルツルできめ細かくシミひとつない。どんなに化粧だ美容だアンチエイジングだ言ってても中古は新品にはかなわない。美魔女とか笑止。
こんな子らにジジイの車が突っ込むなんてのは超弩級の犯罪行為なので、高齢者免許更新認可基準を早く厳しくして欲しい、そして踏み間違い等日本の技術力でカバーする必要がある。

兄がミッションの車を買って時々運転させてもらうのだが、いざとなればエンストするミッション車はやはりゴーカートオートマよりはるかに安全で、技術的に難しいからながら運転もしにくくてボケ防止にもなる。ジジイはミッション運転できるはずだから条件が許せば乗り換えるべしだ。俺も親の介護が終わったら乗り換えるつもりだ(嫁も運転できるように今はオートマ)。

とりあえず13年以上の中古車は15%~20%の重税という糞税制を何とかして欲しい。欧米では30年以上大切に乗ってきたノーマル車は減免措置があるらしいぞ。

 

『2019.07.06 絵日記 モレスキン黄ばむ。』

モレスキン黄ばむ。いい紙なんだけどな~。ついでに言えばゴム伸びる。この手の手帳でゴムが伸びたら一気に持つ気なくなる。伸びたとこ切ってゴムバンドでつなげる手があるらしのだが、そもそもこのゴム不要だと思う。ガワがしっかりしているのでそうそう中は傷まないし、ちょっとでも開くのが嫌なら輪ゴムで十分。

絵は「すいませんすっかり遅れてしまいましたがメインには間に合ったようですね。」の図。

 

『2019.07.04 絵日記 背景を広くとる。』

九州とかほんとに大変な様子だが大阪では雨は大したことなかった。大変といえば阪和道で冷凍カツオの群れが泳いだくらい、これ笑った。しかしこの先も油断禁物だ。

人物画が好きなんだけど、背景の面積を大きく取ってやるとゆったりした気分になれるし中にいる人物もリラックスして見えるようだ。画面に対して人物比率が大きいとなんか見てて窮屈なのだ。

その人物の実際の大きさもやっぱり漫画サイズくらいがいい。大きい人物など描けるもんじゃない。例えば原寸大の顔を描くとしたならば、その広大な頬の面積に何を描いたらいいのか途方に暮れて、下品なベタ塗りの肌色で塗り込めるしかなくなってしまって甚だ間抜けな画面になってしまうのだ。まぁ長年漫画サイズでやってきたんだから致し方ありませんなぁ。

それと背景を大きくしたら物語性というか文学性というか、何やら絵本の挿絵のような雰囲気になる。これが妙に楽しい。多分先日の札幌で観たおおば比呂司先生の影響があると思う。どの絵もとてもきれいな色で広く背景が描かれていて、その中をモチーフたちが自由に飛び回っている。あんなに楽しそうな絵を観たのはほんとに久しぶり。めっちゃ早描きというもの大尊敬、とにかく絵は楽しく描かないとなうひょひょひょ。

 

『2019.07.02 絵日記 気楽に行こう。』

60近くになって(まだ58だが)漸(ようや)くいろんなものから開放されて気楽になってきた。まずは生活の柱だった漫画の仕事が終わってすごい開放感。漫画は好きなので気が向けば描くだろうけど、原作を待ち続け締切にがんじがらめの生活からは抜け出した。うれし~。仕事も減ったので収入も減ったけどストレスも減った。60になったら個人年金もちょっと入るしひょっとしてこのまま騙し騙し好きなことをしてても生きていけるんじゃないのかとか思ったり。大体子供がいないので夫婦2人少ないけど今ある財産食いつぶしてきっちり0にして逝きゃいいわけで、まぁなるようになるくらいの気楽な気持ち。全然深刻には考えていない。イラストの仕事とかでたまに出張させてもらえるのとか大変ありがたい。

絵に関してもここんとこ開放されてきた。つまり上手く描こうとかびっくりさせてやろうとか邪なことを考えなくなってきたので、気楽に描けるのだ。気楽ってのはほんとにいい。

大体エエカッコしてるうちは人生楽しくないもので。何とか楽しげに見えるように「幸せそうな私、羨ましいでしょ」とばかり見栄張りまくってインスタ蝿あげてる人と本当に人生楽しんでる人はすぐに分かる。ブルゾンちえみなんか全然気取りがなくていいね。彼女みたいに気楽に行こう。

 

『2019.07.01 絵日記 「言の葉の庭」。』

アマゾンプライムで観れたので。新海さんも足フェチかよ!「君の名は。」の予習というか訓練みたいな作品で、だんだんやりたいことが明確になっていくような過渡的作品と言えるかもしれない。現代の東京感とか湿度とか気温の空気感はすごいわ。まだできてないと噂のある「天気の子」が楽しみだな~。映画館で観よう。

でもこの世界の完璧な再現ってものすごいご苦労さん感があって観ててちょっと疲れるのでやっぱり宮崎アニメのほうが楽しいかな。

 

『2019.06.30 絵日記 夜目遠目笠の内。』

老眼が進行して、裸眼だと50cmほどはなさないとよく見えない。老眼に反比例して描く絵や文字が小さくなってきてるのでハズキルーペが欠かせない。最近類似品が出回って本家の値段が高すぎる感が否めないが、CMが面白いからいいか。

実際の人間はあんまり近くで見るとシミとか顔ダニとかニキビとかがあらわになって興ざめなのでハズキルーペでは見ないほうがいい。やっぱり夜目遠目笠の内、ぼんやりなんとなくで十分。

 

『2019.06.28 絵日記 埋め草的な。』

【埋め草】空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事。
イラストもこう呼んでた。新聞部とか同人誌とかでちっこいスペースにちっこい絵を描くのが好きでした。

漫画が性に合ってるのはコマで区切られてるからで、ここ見開きでとか言われると途端にそわそわする。

ミュシャ好きなんだけど、1辺5メートルになんなんとする『スラブ叙事詩』を観た時はそわそわどころか途方に暮れた。ミケランジェロのシスティナ礼拝堂天井画になると鑑賞というよりはある宗教体験であって観るより入ると言う方が正しい。大きい絵は上の2名の大天才クラス以外は、それが例えルーベンスであっても「映画の看板」に見えてしまうのも苦手な理由。

まぁ許容できるのはロシア正教会のイコンとかくらいまでだけど、あんまり意味のある絵も好きじゃない。
埋め草的な絵を描いていきたい。