タグ別アーカイブ: 仏教

『健康だったためしがない。』

the-seiji-pen-and-ink-drawing-fish2生老病死一切皆苦、人間生きてる事は苦そのもの。仏教的にはこの生きてる苦しみから逃れるために修業するか仏にすがるかしろという事なんだけど、確かに人生は苦痛で満ちている。

どこも悪くないすばらしい健康と、どの部位もぴちぴちツヤツヤの美しさと、どこまでも走り続ける体力と、何もかも即決判断できる明晰な頭脳なんてものは、持てたとしても一生の中の一瞬だけで、残りの人生は、ままならない病気と、衰えていく美と、動かない体と、回らない頭を抱えて騙し騙し生きていく事になる。

持病とか別にないんだが、ちょっと湿疹とかできただけで暗い気分になってしまう。ほんとに今までの一生、厳密には病気でなかったことが無いからな。ほとほと人間とは生きにくい生物だ。

 

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『烏枢沙摩明王(うすさまみんにょう) かまぼこ型に油絵具で描く。』

何かが入ってたかまぼこ型の容器に粘土を詰めて乾燥させて、上にガーゼ貼る。sew307
その上にまた粘土を刷り込んでから、下地にまた方解末メディウムで溶いたやつ塗る。sew308
墨で輪郭とか黒い個所描いてから、油絵の具で彩色(主に顔部分)。sew309
3時間ほどで完成。乾燥したらニス塗ってトイレを守ってもらおう。sew310平面じゃないのも面白いな。

 

 

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『今日の油絵~不堕悪趣。』

「いったい親父は極楽に往けるんかな」などと考えつつぼーっとネット見てたら「彼女のうんこを食べてしまった」ってタイトルに爆笑して何もかもどうでもよくなったので、小さい油絵を描く。sew303 sew305『不堕悪趣』ってのは、「悪い趣味に陥るな」という意味ではなくて「地獄に落ちない」という意味です。

 

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『車通勤という大量殺戮。』

THE SEIJI Pen-and-ink drawing Plantこの時期から虫がワラワラ出てくるわけだが、例えばアシダカグモ(でかくて走るゴキブリ食う奴)やタカラダニ(赤くて小さくてこの時期ウジャジャいる奴)は殺す必要がない。害がないからだ。蚊すらまだこの時期はおとなしいから別にいてもいい。ただゲジゲジ、ムカデ、スズメバチなんかは実害甚だしいので殺してしまわねばならない。できるだけ無用な殺生はしたくないのだが背に腹は代えられないので御座います、ああ南無阿弥陀仏。

とか聖人ぶっても車やバイクに乗れば誘蛾灯が80キロで走ってるわけで夥しい無害な羽虫達がヘッドライトにぶち当たって潰れ死ぬる半端ない殺生大量殺戮となる。まぁ虫を踏まないように外にも出ない雨安居(うあんご)してる坊さんでもない限り我々凡人は日々是無用の殺生だらけですな、ああ南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏。

 

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『便所掃除して棚付ける。』

小便の方は使用禁止なのでうっちゃっておいたのだが、余りにも埃っぽいのでそろそろ掃除しようと奮起。ついでに棚付ける。

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うちの便所の神様は「広目天さん」
アシさんにもらった関節可動式の海洋堂製仏像だWW。
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本来便所の本尊は、烏枢沙摩明王(うすさまみんにょう)」らしい。
写真は永平寺の東司(とうす)=便所で撮ったもの。
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ちょっと照明もおしゃれに。これもT君からのもらい物、元気にしてるかな。sew243

 

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『吉村萬壱 第22回島清恋愛文学賞受賞 で運転手ついでに金沢旅行。』

◆永平寺◆
北陸自動車道を金沢に向かって、ここに寄らない手はない。夕方だったので光が美しかった。禅宗は禁欲的で坊主がセクシーだから仏教の中では一番好きな宗派だが、殊にここ永平寺は禅宗の美が凝縮されているバリバリ現役の修業の場で、全くもって恐れ入る。sew223 sew224 sew225 sew226

◆加賀観光ホテル◆
片山津温泉の腐りかけのホテルだが、味があってレトロ感満載で大いに気に入った。泉質は塩辛すぎて髭剃り後に沁みたが、コスパ考えたら十分合格点、素晴らしい宿だ。
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◆金沢21世紀美術館◆
ご存知大成功した美術館。エルリッヒの『スイミング・プール』とか、大学のバレー部の後輩ヤノベケンジ君も頑張ってた。いい美術館だ。週末だったので人が山盛り来てた。sew228 sew229 sew230

◆贈呈式◆
受賞作『臣女』読まれた方は分かると思うが、よくこれに恋愛文学賞をくれたものだと思う。懐深いわ。それに何だか審査員の方とか出版社の方とかいい人ばかりで兄は恵まれておるわ。sew231

◆じろあめ 俵谷本店◆
半沢直樹観てないけど、彼が好きな飴らしい。建物渋い。sew232

◆テルメ金沢◆
宿が東急ホテルだったので温泉入りたくなって行く。金沢まで来てスーパー銭湯だが、ここもレトロ感あってよかった。湯質が源泉なのでなかなかどうして本格的な温泉だった。男湯で悪さをする人は犯罪ですみたいな張り紙がいっぱい貼ってあって、ひょっとしたら「発展場」なのかな?sew233

◆鈴木大拙館◆
ここは資料館ではなくて、まさに禅を実践する建築の様だった。独りで静かに訪れたらまた違った楽しみ方ができるんだろう。これは温泉、美術館、記念館、すべてに言える。文化に触れるときは独りがいい。sew234

◆四高 第四高等学校 (旧制) ◆
どうやら我が泉鏡花先生は、ここ受からなかったようだ。しかし秀才が犇めいてた伝統ある学舎というのは、アホな自分などは自然と頭が下がるな。sew235

◆泉鏡花記念館 ◆
鏡花ファンなので楽しみにしてた記念館。一番驚いたのは手稿や書簡があったことと、その字が素晴らしく美しかった事だ。ここの館長さんは日本恋愛文学振興会の会長さん(金沢学院大学長)で今回の賞の主催者であらせられるので、是非鏡花の字の複製を販売してほしい旨、兄を通じてお願いしたく考えるものです。sew236

◆志摩  国指定重要文化財のお茶屋さん◆
観光名所としてはここが一番よかった。sew237

という訳で、運転手という名目で旅行させてもらってありがとうございました。
しかし、何と言うか金沢というところは、やっぱり京都の真似だな。全国99%のシェアを誇る金箔というものが金沢のすべてを代弁している様に感じた。なんだろう、文学は本物なのだが、九谷焼と輪島塗と金箔にまったくもって辟易してしまったのだ。

 

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